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723.黒船来航とお台場


東京湾の人気スポット「お台場」。その名前は江戸の守りの砦としてつくられた「砲台の場」から来ている。現在レインボーブリッジのそばにある2つの島が、第三と第六台場であり実際は合計6個がつくられた。各台場は長さ6mもの杭を数千本打ち込んで新たな島をつくった。台場は中央に窪地をつくり周囲には土塁がつくられた。その土塁には30門くらいの大砲が設置されていた。大砲は江戸湾に入る船の航路を集中的に攻撃できるよう配置された。1853年にペリー艦隊が1回目の来航をして江戸幕府に強硬に迫った。そこで幕府は江戸を守るために台場をつくる。同時にペリー艦隊との戦い方をいろいろと検討していた。翌年1月ペリーが予定よりも早くに2回目でやってきた。そのときに台場はまだ3つしかできていなかった。ペリーは開国と貿易を要求し、江戸城では和平派と開戦派とが議論する。老中阿部正弘は前向きな外交交渉を考慮し、3月に日米和親条約を締結し、戦争は回避した。江戸湾はお台場から4キロ沖合まで水深5mエリアが続き、ここに黒船は入ってくることができない。